2011年11月14日
素材を楽しむってどういうこと?
「素材を楽しむ・・・」

こんなセリフを、いつか心から言ってみたい
そんな審美眼
を持つことはまだまだ先な、若造が
しずおか木造塾に参加してきました
9月から始まり、毎月1回・全6回
木造住宅づくりにかかわる実務に精通した講師を招き
「目からうろこといわれるような講習会をめざし」
なんと12年目
今回はその第二回目
について報告いたします。
一人目の講師は
GAヤマザキ 山崎誠子さん
自然から学ぶ庭づくり
訪ねてくるお客様を一番初めに迎えるのは
生垣や玄関脇の木!
たった1本でも雰囲気を造ることが出来ます by山崎さん
江戸時代には、どんなに小さい家でも、植物を育てていた
というほどの日本人にとって
庭は、現代でも欠かせないものと思います
そんな庭作りの基本は
植物の性質を知ること
それぞれ、どのくらいの
明るさ
水
土
温度
風
が必要なのかが違います!
理科の教科書みたいですが、これが大事なんです
適した場所に、適した植物を植えれば
病気にもかからず、みずみずしい姿で育ちます
しかし、ここで問題が
植物が育ちすぎる
日本のなかでも静岡の気候は
亜熱帯
に近く
植物たちはガンガン成長します
そのため、
どこまで手入れ出来るのか?
が次のポイント
残念ながら忙しい方に、
虫に弱く、肥料や選定がたくさん必要なバラは向きません
植物が育ちすぎる・・・
というある意味贅沢なこの悩みは
林業で、下刈りが欠かせないことに繋がります
実務ならではの注意点で面白かったのは
搬入方法について★
道路から反対側の庭や、中庭を造るときには要注意!
家が先に立ってしまい、大きなヤマモミジを
リビングの中苦労して通したこともあったそうです
今はやりの植物
植栽樹木の値段
植木屋さんへの注文方法
室内からの視点を意識すること・・・
植物や庭に詳しいだけでなく、
工事の工程や環境について総合的な知識が必要なことが
とても良く分かりました
***************
2人目の講師は
無有建築工房 竹原義二さん
”竹原義二の住宅設計作法”
素の建築
という竹原さんの美しさに対する哲学
でした
木目をプリントした天井、箪笥、時計
ポリエステルの服
メタリックな色のプラスチック、合皮・・・
それらが絶対にダメ
というわけではないけれど
何か別なものに見せようとするのではなく
プラスチックはプラスチックなりの
そのままを見せるために
その素材とどう向き合い、どう加工するのか
考え、考え抜くことが
竹原さんの建築にあらわれているのだと
感じました
残念ながら私には
竹原さんが石や木、土、空気まで
どんなふうにとらえていらっしゃるのか
良く分かりませんでした
とっても観念的で、直観的なお話が多かったので
意外に感じたのが
きちんと数字を抑えていること

数字がなければ、建物が造れないので
当たり前といえば、当り前なのですが
こんな風に
真剣に木に向かい合って下さる方がいる事は
木を育てている林業冥利に尽きる!
と思いました。
(竹原さんに影響されて、
文章そのものを楽しんでもらいたいと思い
色や絵文字を抑えてみました)
実は、昨日第三回目に行き、どんどんたまっていく宿題・・・
なかなか形に出来なくてごめんなさい
な代表 フジシマでした

こんなセリフを、いつか心から言ってみたい

そんな審美眼

しずおか木造塾に参加してきました
9月から始まり、毎月1回・全6回
木造住宅づくりにかかわる実務に精通した講師を招き
「目からうろこといわれるような講習会をめざし」
なんと12年目

今回はその第二回目

について報告いたします。
一人目の講師は
GAヤマザキ 山崎誠子さん


訪ねてくるお客様を一番初めに迎えるのは
生垣や玄関脇の木!
たった1本でも雰囲気を造ることが出来ます by山崎さん
江戸時代には、どんなに小さい家でも、植物を育てていた
というほどの日本人にとって
庭は、現代でも欠かせないものと思います
そんな庭作りの基本は
植物の性質を知ること
それぞれ、どのくらいの





が必要なのかが違います!
理科の教科書みたいですが、これが大事なんです

適した場所に、適した植物を植えれば
病気にもかからず、みずみずしい姿で育ちます
しかし、ここで問題が

植物が育ちすぎる
日本のなかでも静岡の気候は
亜熱帯


植物たちはガンガン成長します
そのため、
どこまで手入れ出来るのか?
が次のポイント
残念ながら忙しい方に、
虫に弱く、肥料や選定がたくさん必要なバラは向きません

植物が育ちすぎる・・・
というある意味贅沢なこの悩みは
林業で、下刈りが欠かせないことに繋がります
実務ならではの注意点で面白かったのは
搬入方法について★
道路から反対側の庭や、中庭を造るときには要注意!
家が先に立ってしまい、大きなヤマモミジを
リビングの中苦労して通したこともあったそうです

今はやりの植物
植栽樹木の値段
植木屋さんへの注文方法
室内からの視点を意識すること・・・
植物や庭に詳しいだけでなく、
工事の工程や環境について総合的な知識が必要なことが
とても良く分かりました
***************
2人目の講師は
無有建築工房 竹原義二さん
”竹原義二の住宅設計作法”
素の建築
という竹原さんの美しさに対する哲学

でした
現在の私たちの周りにはと初めにおっしゃったのが印象的
偽物があふれている
木目をプリントした天井、箪笥、時計
ポリエステルの服
メタリックな色のプラスチック、合皮・・・
それらが絶対にダメ
というわけではないけれど
何か別なものに見せようとするのではなく
プラスチックはプラスチックなりの
そのままを見せるために
その素材とどう向き合い、どう加工するのか
考え、考え抜くことが
竹原さんの建築にあらわれているのだと
感じました
残念ながら私には
竹原さんが石や木、土、空気まで
どんなふうにとらえていらっしゃるのか
良く分かりませんでした

とっても観念的で、直観的なお話が多かったので
意外に感じたのが
きちんと数字を抑えていること
美しく感じる天井の高さちゃんと計算していらっしゃいました
床の間との比率
光の反射
人の動き

数字がなければ、建物が造れないので
当たり前といえば、当り前なのですが
こんな風に
真剣に木に向かい合って下さる方がいる事は
木を育てている林業冥利に尽きる!
と思いました。
(竹原さんに影響されて、
文章そのものを楽しんでもらいたいと思い
色や絵文字を抑えてみました)
実は、昨日第三回目に行き、どんどんたまっていく宿題・・・
なかなか形に出来なくてごめんなさい

な代表 フジシマでした