2012年06月26日
一周年イベント開催しました☆



今月から林業女子会@静岡の代表をさせてもらうことになりました、本戸です。
不慣れなところもあると思いますが、女子力を磨きつつがんばりますのでよろしくお願いします

さて、おかげさまで林業女子会@静岡は6月でめでたく一周年を迎えました



先日の6月24日(日)に記念イベント「木こり女子と作る森色コースター」を開催しました!(ブログでの告知を忘れまして、すみません。)
そして、タリーズコーヒー静岡ペガサート店さんと林業女子会@静岡の初コラボイベントです

日曜日の朝9時半、コーヒーのいい香り

静岡ペガサートの一階にあるタリーズコーヒーにて、限定15名様満員御礼で始まりました。今回は男性やお子様の参加者もいらっしゃいます


木こり女子とは…そう、私のことです。まずはタリーズコーヒーの店長の増田さんと対談形式で、林業や私が木こりになったきっかけについてお話しました

こちらの店長の増田さんは若いのにしっかりしていて、気配りができてとても素敵な方です。緊張でガチガチな私から、うまく話を引き出してくださいました

そしてお待ちかねのコースター作りです


6種類の木の材料から好きな組み合わせで8本選んで、それを麻ひもでつなぎ、やすりをかけて出来上がり~

木の種類は、
スギ ヒノキ サクラ ローズウッド ケヤキ カラマツ です。
色や硬さ、重さ、木目、香りなどみんな違って、みんないい

全部使う人




小さな女の子もやすり掛けに夢中になっていました


みんな個性的で自分だけのコースター作りに真剣でした。
とっても簡単にすてきなコースターができあがったところで、おいしいコーヒーとお菓子でカフェタイム

そのコースターとタリーズコーヒーが合う


予想以上のかわいさに林業女子会スタッフも大興奮でした


”街中のカフェで女子が楽しそうにちょっと林業のお話。”
遠い夢だと思っていたけど、この日叶ってしまいました。
街中のカフェの素敵な空間が、林業という遠い存在の言葉を皆さんの心に届けてくれたのだと思います

何気なく生活の中にあるものについて、少し考えてみる。
どうやってできたの?誰が作ったの?どんな思いで?
今まで見えていなかったことに はっ と気づくと、いろんなものが大事に思えてくる。
もっとたくさんの人に伝えたい

私は林業女子会でいろんな人と出会い、活動するごとに多くのことに気づかされます

2年目も、林業女子会@静岡は女子らしく明るく元気に林業を応援していきますので、これからもよろしくお願いします

代表

2012年06月16日
LN21のシンポジウムに参加しました!
こんにちは!
6月なのに気温が低いですね・・・ビールの美味しい季節はすぐそこ!
ブログを久しぶりに書くイシカワです☆
6月9日に、
「豊かな森林づくりのためのレディースネットワーク21」(LN21)のシンポジウムに参加してきました!
レディースネットワーク・・・と聞くと、どんな団体?!
と思ってしまう方もいらっしゃいますよね。
LN21は、全国の女性林業職員でつくる団体です(1992年設立)
「林業女子会」の大先輩ですね
会員は300名近くいて、全国の女性林業職員同士で交流しています
今回のシンポジウムのタイトルは、
「林業女子の考える森林の可能性~森林・林業再生に向けて~」

※話しているのは、LN21の会長さん☆
LN21 初代代表 塚本 愛子さんと
林業女子会@京都 初代代表の岩井有加さん
が講演しました!
塚本さんは、全国で初めての女性林業職員
県は違いますが、イシカワの大先輩です

「一人で山に行かせられないから半人前だと言われた」
「LN21を作ったときは、一人じゃないんだとわかってすごく嬉しかった」
悩んだ時期を乗り越えて、ご自身が作られたご縁でLN21を作り、全国規模の団体にしているのがすごい!
こういう先輩方がいるから、自分たちものびのび仕事ができるんですね~
林業女子会@京都の岩井さんの発表スライドが、すごーくカワイかったです^^
(岩井さんもカワイイ
)

女子力を
瞬発力、発想力、緩結力
という言葉でまとめていました。
「やりたいとおもったらすぐ行動する」
「前向きに考える」
「ゆるーくつながる」
↑をモットーに林業を発信していこう!
という素敵なお話でした。
「林業女子会」という言葉をつくった原点の人です
私は、彼女に会って、林業女子会@静岡を作ろうと思いました。
その時のことも思い出して、懐かしい気分にもなりました
講演の後は、グループディスカッション。
テーマは、
「森林・林業・農山村・都市の理想の未来とは?『私たちができること』」。

学生、製材屋、山仕事をしている人・・・さまざまな立場の人が色んな意見を交わしていました
私が一番印象に残っているのは、
グループごとの発表の時の、ある学生さんのひとこと
「世間の人たちに、森林だぁ~い好きになってもらいたい!」
すばらしい!

グループごとに出した結論の「いま、できること」は違っても、その想いは共通していたように思います

みんなが「森林だぁ~い好き」になったらいいよね☆
という気持ちで会場が一体に!
すご~く心地よい空間でした
これからも全国の林業女子会が、それぞれのスタイルで盛り上がっていくといいな

(いま、全国には、林業女子会@岐阜、林業女子会@栃木、なえどこ林業女子会@東京があります☆)
大勢の林業女子にいっぺんに会えて、大満足なイシカワでした
6月なのに気温が低いですね・・・ビールの美味しい季節はすぐそこ!

ブログを久しぶりに書くイシカワです☆
6月9日に、
「豊かな森林づくりのためのレディースネットワーク21」(LN21)のシンポジウムに参加してきました!
レディースネットワーク・・・と聞くと、どんな団体?!


LN21は、全国の女性林業職員でつくる団体です(1992年設立)

「林業女子会」の大先輩ですね

会員は300名近くいて、全国の女性林業職員同士で交流しています

今回のシンポジウムのタイトルは、
「林業女子の考える森林の可能性~森林・林業再生に向けて~」

※話しているのは、LN21の会長さん☆


が講演しました!
塚本さんは、全国で初めての女性林業職員

県は違いますが、イシカワの大先輩です


「一人で山に行かせられないから半人前だと言われた」
「LN21を作ったときは、一人じゃないんだとわかってすごく嬉しかった」
悩んだ時期を乗り越えて、ご自身が作られたご縁でLN21を作り、全国規模の団体にしているのがすごい!

こういう先輩方がいるから、自分たちものびのび仕事ができるんですね~

林業女子会@京都の岩井さんの発表スライドが、すごーくカワイかったです^^
(岩井さんもカワイイ


女子力を
瞬発力、発想力、緩結力
という言葉でまとめていました。



↑をモットーに林業を発信していこう!

「林業女子会」という言葉をつくった原点の人です

私は、彼女に会って、林業女子会@静岡を作ろうと思いました。
その時のことも思い出して、懐かしい気分にもなりました
講演の後は、グループディスカッション。
テーマは、
「森林・林業・農山村・都市の理想の未来とは?『私たちができること』」。

学生、製材屋、山仕事をしている人・・・さまざまな立場の人が色んな意見を交わしていました

私が一番印象に残っているのは、
グループごとの発表の時の、ある学生さんのひとこと

「世間の人たちに、森林だぁ~い好きになってもらいたい!」
すばらしい!


グループごとに出した結論の「いま、できること」は違っても、その想いは共通していたように思います


みんなが「森林だぁ~い好き」になったらいいよね☆
という気持ちで会場が一体に!

すご~く心地よい空間でした

これからも全国の林業女子会が、それぞれのスタイルで盛り上がっていくといいな


(いま、全国には、林業女子会@岐阜、林業女子会@栃木、なえどこ林業女子会@東京があります☆)
大勢の林業女子にいっぺんに会えて、大満足なイシカワでした

2012年06月11日
クレマチスの丘とベンチ
*写真が全て横向きになってしまっております*
すみません…やり方が分からずこんな事に…
週末、梅雨の晴れ間に長泉町にあるクレマチスの丘(http://www.clematis-no-oka.co.jp/)に行ってきました


おやおや、何だか素敵なベンチがありますね
近付いて見てみると…

「間伐材利用」の文字が
そう思って座ると、何故か不思議なもので座り心地が良く感じられます。
なんて単純な…
どうやら御近所にある愛鷹山の木が使われている様でした
以前にもここには来た事があり、このベンチにも座ったのですが、全く気付かなかった…と言うよりも気にしておりませんでした
その場に「何か」あっても、そこにいる人が気付かなければ無いも同じ。
それは少し残念。

子どもの目線だと、よく見えるのかな?
一生懸命伸びている芽に「がんばれ!!」と言っている様なシロツメクサのプレゼント。
今まで色々なものを見過ごして来てしまったかと思うと惜しい気もしますが、柔軟な心を忘れずに、これから沢山の物に気付けたらと思います
萩原
すみません…やり方が分からずこんな事に…
週末、梅雨の晴れ間に長泉町にあるクレマチスの丘(http://www.clematis-no-oka.co.jp/)に行ってきました

おやおや、何だか素敵なベンチがありますね

近付いて見てみると…
「間伐材利用」の文字が

そう思って座ると、何故か不思議なもので座り心地が良く感じられます。
なんて単純な…

どうやら御近所にある愛鷹山の木が使われている様でした

以前にもここには来た事があり、このベンチにも座ったのですが、全く気付かなかった…と言うよりも気にしておりませんでした

その場に「何か」あっても、そこにいる人が気付かなければ無いも同じ。
それは少し残念。
子どもの目線だと、よく見えるのかな?
一生懸命伸びている芽に「がんばれ!!」と言っている様なシロツメクサのプレゼント。
今まで色々なものを見過ごして来てしまったかと思うと惜しい気もしますが、柔軟な心を忘れずに、これから沢山の物に気付けたらと思います



Posted by 林業女子会@静岡 at
13:54
│Comments(0)
2012年06月02日
五月晴れの日に
林業と言うと真っ先に思い浮かぶものは「木」ですよね。
今日はその「木」の子分、椎茸のお話です。
五月晴れが心地よい日に、春期最後の椎茸の収穫をしました。
2年前に原木にドリルで数カ所穴をあけ、菌ボールを埋め込んだものがようやく収穫の時を迎えたのです。

こんな様子、どこかでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
椎茸達は元気いっぱい、ニョキニョキ大きく育っていました。

さぁ、収穫です!!!
手持ちの篭は何故かスーパーマーケットのアレですが…そんな事は気にしていられません。皆で黙々と摘んで行きます。

my 椎茸!!

ふざけている時間はありません。今回は4人で20キロの椎茸を採りました。
形の良いもの、際立って新鮮なもの以外は全て乾燥させ、干し椎茸になります。大体1/10の重さになるので今回は2キロ分の干し椎茸が出来上がります。
我が家では1キロ3000円で業者さんにスライスや乾燥をお願いし、全て自宅用としてお世話になっている方などにお裾分けしています。
他にお茶も作ってはいるのですが、こちらも全て自宅とお裾分け用。
山を育てる、木を育てると言う事は、とても長い時間を要します。
祖父が口癖の様に言っていた「ちーちゃん(私)の代になったら良い木になっているよ」の意味。林家として山を守る意味。山は私にとって祖父の面影が見られる場でもあります。
父は境界を分かり易くするためにGPSを取り入れたり、時代にあった木材搬出の為に道を通したりと夢中になって山仕事をしています。自宅は市街地にあるので、毎日片道1時間掛けて通う努力。それは全て「この山をより良い状態で後世に残したい」と言う切なる願いがあってこそのものかと思われます。
山は動きません。
せっせと人が動き、育み、守るものだと私は思います。もちろん原生林や自然そのままの山もなくてはならないものですが、一度人間が入り、恵みを受けた山にはやはり恩返ししなければ。「山が荒れる」自然のままではあまり起こりませんよね。そこに人がいるから起こっているのです。
山や木々は大きなもの。しかしとても脆く、儚いものでもあります。植樹をしても芽を摘まれてしまっては、日光があたらなかったら大きくなれません。
山も人も互いに共生しているからこそ「林業」という職があるのではないでしょうか。
スーパーマーケットで椎茸を見たら想像してみて下さい。
その何の変哲もない椎茸が、実は選りすぐりの1つだと言う事を。
その椎茸は長い時間をかけて山を育てている人間にとって、毎年得られる宝物だと言う事を。
萩原
今日はその「木」の子分、椎茸のお話です。
五月晴れが心地よい日に、春期最後の椎茸の収穫をしました。
2年前に原木にドリルで数カ所穴をあけ、菌ボールを埋め込んだものがようやく収穫の時を迎えたのです。
こんな様子、どこかでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
椎茸達は元気いっぱい、ニョキニョキ大きく育っていました。
さぁ、収穫です!!!
手持ちの篭は何故かスーパーマーケットのアレですが…そんな事は気にしていられません。皆で黙々と摘んで行きます。
my 椎茸!!
ふざけている時間はありません。今回は4人で20キロの椎茸を採りました。
形の良いもの、際立って新鮮なもの以外は全て乾燥させ、干し椎茸になります。大体1/10の重さになるので今回は2キロ分の干し椎茸が出来上がります。
我が家では1キロ3000円で業者さんにスライスや乾燥をお願いし、全て自宅用としてお世話になっている方などにお裾分けしています。
他にお茶も作ってはいるのですが、こちらも全て自宅とお裾分け用。
山を育てる、木を育てると言う事は、とても長い時間を要します。
祖父が口癖の様に言っていた「ちーちゃん(私)の代になったら良い木になっているよ」の意味。林家として山を守る意味。山は私にとって祖父の面影が見られる場でもあります。
父は境界を分かり易くするためにGPSを取り入れたり、時代にあった木材搬出の為に道を通したりと夢中になって山仕事をしています。自宅は市街地にあるので、毎日片道1時間掛けて通う努力。それは全て「この山をより良い状態で後世に残したい」と言う切なる願いがあってこそのものかと思われます。
山は動きません。
せっせと人が動き、育み、守るものだと私は思います。もちろん原生林や自然そのままの山もなくてはならないものですが、一度人間が入り、恵みを受けた山にはやはり恩返ししなければ。「山が荒れる」自然のままではあまり起こりませんよね。そこに人がいるから起こっているのです。
山や木々は大きなもの。しかしとても脆く、儚いものでもあります。植樹をしても芽を摘まれてしまっては、日光があたらなかったら大きくなれません。
山も人も互いに共生しているからこそ「林業」という職があるのではないでしょうか。
スーパーマーケットで椎茸を見たら想像してみて下さい。
その何の変哲もない椎茸が、実は選りすぐりの1つだと言う事を。
その椎茸は長い時間をかけて山を育てている人間にとって、毎年得られる宝物だと言う事を。


Posted by 林業女子会@静岡 at
18:18
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