アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 30人

2012年03月26日

天竜川源流を求めて・・・

こんにちは。浜松でプロダクトデザインをしているオガイです。
私の最近のデザインのテーマは「川の流域に生えている木を集めてプロダクトを作る」です。川の水は周辺の森林に降り注いだ雨が地中にしみ込んで、それがゆっくりと濾過されてやがて川に流れ込んできます。
その意味では川の下流で暮らす私たちは上流の森や山とちゃんとつながっているんですねicon12

・・・と前置きはこのくらいにして、先日天竜川の水源である諏訪湖まで、木を探して一泊二日の小旅行に行ってきました。

途中、中流域の喬木村にある飯伊森林組合さんに寄って、以前からストックしていてもらった下伊那地域で採れたブナやクリ、サクラの木をピックアップ。写真は喬木村あたりの天竜川。やっぱり浜松で見るより川幅は狭まってますね〜face17



二日目は私の人生初、諏訪湖へ到達!
朝、諏訪湖の湖畔の町、岡谷市のホテルから徒歩で諏訪湖と天竜川の注ぎ口のあたりまで行ってみました。
天竜川、かなり細いです。。。



こちらはまさに諏訪湖から天竜川へと水が注がれるところです。こんなにじゃかじゃか注いじゃっても、諏訪湖の水は無くならないのは周りの山々から水が流れ込んでいるから。やっぱり山の力はすごいですねemoji01



朝の諏訪湖。まだ寒かったけど、空気が澄んでいて気持ちよかったです。



昼間は林業女子会@静岡のツテで紹介していただいた地元の木材を扱っている工務店さん、材木屋さんを2件、訪ねました。
どちらも地元の山や、市街地(住宅の庭や神社の木など)で伐採してきた様々な樹種の木を扱っていて、どこに生えていた木かわかるものも結構あるそうです。自分の身の回りの生活道具が、そんな風に出所のわかる材料でできていたら愛着も湧いて長く使えますね。

今回諏訪地域ではお話を伺ってくるだけで、木は購入しませんでしたが(喬木町の時点で車が結構一杯になってしまったのでicon10)、私のうちには去年の夏から天竜川流域の産地でちょこちょこ集めてきた木材が着々とストックされています。これは一部でして、まだまだあります。。。



そのうちわが家が木で埋もれてしまうんじゃないかと心配になりますが、今年はこの木達を使って素敵なプロダクトを作りたいと思いますので、お楽しみにface22


小粥千寿(http://www.chizuogai.com)  

Posted by 林業女子会@静岡 at 11:46Comments(6)ブログ